GVBDO 明石海人『白描』序文 癩は天刑である。 G.V.BLACK DENTAL OFFICE | GVBDO ブログ 緑の日記 G.V.BLACK DENTAL OFFICE
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アメリカンスーパーデンティストNorman Yamazaki, DDS.が綴る飛騨高山の日々。
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G.V.BLACK DENTAL OFFICE,紅葉

G.V.BLACK DENTAL OFFICE前の山の枯葉 Leica C-lux

 

曇りの高山です。

 

ローマ教皇が日本に来ましたが

 

行く先々で代理ナルちゃんのように

 

嵐になるので本物なのかと

 

スピ系の山崎先生は首をかしげています。

 

さて

 

今から40年以上前

 

高校生だった山崎先生は

 

東大を目指していた受験生の一人だったのですが

 

その頃のノートが出てきて見ていたら

 

こんな文章を書き写していました。

 

*****

 

明石海人『白描』序文  

 

癩は天刑である。

 

加わる苔の一つ一つに、

 

嗚咽し慟哭しあるひは呻吟しながら、

 

私は苦患の闇をかき捜って一縷の光を渇き求めた。

 

−深海に生きる魚族のやうに、自らが燃えなければ何處にも光はない−

 

さう感じ得たのは病がすでに膏肓に入ってからであった。

 

齢三十を超えて短歌を學び、あらためて己れを見、

 

人を見、山川草木を見るに及んで、

 

己が棲む大地の如何に美しく、

 

また厳しいかを身をもって感じ、

 

積年の苦澁をその一首一首に放射して時には流涕し時には抃舞しながら、

 

肉身に生きる己れを祝福した。

 

人の世を脱れて人の世を知り、

 

骨肉と離れて愛を信じ、

 

明を失って内にひらく青山白雲をも見た。

 

癩はまた天啓でもあった。

 

*****

 

高校生の山崎先生は田舎の高校では満足な授業を受けられなかったので

 

夏休や春休みになると東京の受験予備校に通っていました。

 

その時、現代文の堀内武雄先生に出会い

 

国語に目覚めて

 

森鴎外ー永井荷風ー三島由紀夫

 

という流れを知って

 

一心不乱に読書をしていたことを思い出しました。

 

明石海人『白描』序文   も

 

当時受けていた授業の設問にあったものです。

 

癩はテンケイである。

 

という2つの意味を持つ一文は

 

なぜか今でも山崎先生の脳裏を過ることがあるのです。

 

今日は千葉から治療にいらっしゃいます。

 

ということで今日も頑張ろう!

 

JUGEMテーマ:受験の国語

| ライカ | 11:56 | comments(0) |
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